油圧修理に関するQ&A

油圧ホースについて

  1. 1. 油圧ホースの修理はできますか。
     ひび割れたホースや、穴の開いたホースは修理できません。新品のホースと交換することになります。今お使いになっているホースの接続口径と長さを指定していただければ、最高使用圧力70MPaのホースに限り、すぐに製作いたします。それ以外のホースは取り寄せる事になります。作動中のジャッキやリフトの油圧ホースの破断はワークの急激な落下を招きますので、非常に危険です。早い目の交換をおすすめします。

油圧作動油について

  1. 1. 油圧作動油は一般的にどのような物を使えば良いでしょうか。
     スピンドルオイル ISO VG32 もしくは ISO VG46をお使い下さい。
     当社ではVG32の4リッター缶入りと、20リッター缶入りを販売しております。長期間の使用は油の汚れによるバルブやカプラの詰まりの原因となりますので、定期的な交換をおすすめします。

修理見積りについて

  1. 1. 修理品の見積りはどのような手順でしているのですか。
     構造の簡単な手動ポンプやシリンダーは、分解をせずに外観検査や油漏れや作動の状態を目視して、概算の見積りを行います。これは見積りの早さを優先するためです。また先に分解してから見積りをしますと、修理不要であるとか、修理をせずに返却とかの状況になった時、分解工賃を請求せねばならなくなり、お互いに無駄な費用が発生しますので、それを避けるためです。
     構造の複雑な電動ポンプになりますと、作動状態のチェックや故障箇所の発見をするために、作動テストや分解作業を先に行ってから、見積りをいたします。従って分解見積り費用を請求することになりますが、それで修理を実施した場合は見積り費用は請求しておりません。
  2. 2. 外観検査だけによる見積りで修理にとりかかった場合、分解した結果、予想外の不具合が発見された時はどうなりますか。
     前述のAns.1の趣旨をご理解いただいて、再見積りもしくは追加見積りをさせていただきます。場合によっては修理不能という状況が発見されることがあります。
     ご理解をおねがいする次第です。

出張修理について

  1. 1. 出張修理はできますか。
     原則として出張修理はしておりません。現場での修理が完成した後、完成検査ができない為です。
     また現場で足りない部品が発生した場合、何度も往復せねばならなくなり、無駄な費用ばかりがかさむのを避けるためです。

修理納期について

  1. 1. 手動ポンプと単動シリンダーのような、比較的簡単な構造のセット品の修理には、何日くらいかかりますか。
     見積りをして、修理にかかるよう指示されたあと、分解をはじめます。内部に予想外のトラブルがなければ、約一週間から10日間で完成します。

その他

  1. 1. シリンダーのピストンロッドが荷重オーバーで曲がりました。修理可能ですか。
     ピストンロッドを交換という事になります。標準品であれば部品の取り寄せで対応可能です。
     特殊品や生産終了品の場合は、別作することになりますが、コストとの兼ね合いを考慮せねばならないでしょう。
  2. 2. シリンダーのチューブが荷重オーバーでふくらんでいます。修理可能ですか。
     技術的にはチューブを交換すればよいのですが、その他付属の部品も交換する必要があり、結果的に高額になるため、修理しないほうが良いでしょう。
  3. 3. 修理品の保証期間はあるのですか。
     引渡し後、3ヵ月間の保証をしています。正常な使い方をしていただいたにもかかわらず故障した場合に限り、無償で再修理をいたします。
  4. 4. 手動油圧ポンプと単動シリンダーをホースでつないで使おうと思いますが、シリンダーが動きません。解決方法を教えてください。
     ポンプの油タンクの後についている空気抜きバルブを開いてください。それでも動かないようであれば、接続しているカプラとカプラが完全につながっていない恐れがありますので、再度正確につなぎ直してください。
  5. 5. 外国製の油圧機器や、メーカーが不明の物も修理できますか。
     まず現物をお預かりしてからの対応になります。標準的なOリングやパッキン類を使っているものであれば、ほぼ修理できると思います。